ここ数年で市場が拡大したデジタルミュージック及び音楽ストリーミングサービス。
もうCDはいらない?
まだまだデジタルコンテンツでは手に入らないCDはたくさんありますよね。
オムニバス・コンピレーションとは
そもそもオムニバス?コンピレーション?
という方もいるだろう。
・オムニバスとは...
「既に世に出された独立した作品を集めて合わせ、それを1作品とする芸術形態」
特徴としては、作品の方向性が同じものである事が多くなっておりが、特にテーマはなく複数のアーティストの楽曲を集めたものなどである。
・コンピレーション・アルバムとは...
「何らかの編集意図によって既発表の音源を集めて作成されたアルバム」
オムニバスと違いひとつのテーマを基に複数の楽曲を集めたもの。
まあ要するに両方編集アルバムなんだけどそこにテーマがあればコンピレーション。テーマがなければオムニバスくらいの覚え方で大丈夫です。
デジタルミュージック、ストリーミングサービス
私が利用したことのあるサービスはAmazon Music(unlimited)、Spotify、Apple Musicの3つだ。
それぞれのサービスの率直な感想を簡単に述べてから個人的なおすすめと、そこからCD・レコードの話に移りたい。
(あくまで主観的な意見なので。)
・Spotify
結果から言うと、私が最終的に選んだサービスがSpotify。
Spotifyを選んだ1番の決め手はリリース年の年数表記がかなり正確だということ。そして年数順にアルバムをソートしてくれているので非常に助かる。
アルバム、シングル、コンピレーションのジャンルでわかりやすく整理されていて、スムーズにアルバムを探すことができる。
検索を掛けてみて、無いなら無いでスパッと諦めがつくのだ。
ただ以前まであったダウンロード済みの楽曲リストが今はなくなってしまい、外出時にパッと自分がダウンロードしたアルバムを一覧で見られる機能がなくなってしまったのが残念。その内復活するとは思うのですが。
後は、とっても嬉しい機能だが今のところ全く機能していないお気に入りアーティストのニューリリースやコンサート情報の通知。
これ1回もきたことないです。設定はしてあるのに、いつの間にかアルバム増えてたりします。笑
こちらも改善されると嬉しいですね!
・Amazon Music (music unlimitedの場合)
Amazonも楽曲数などは他と大きな差は感じない。
ただ気に入らなかったのは 、年数表記が正しくないこと。私は特にジャズをよく聴くのですが、曲が古ければ古いほどその年数表記の間違いは多い。
間違いというか、管理システムがまだできていないのだろう。(例えば1962年リリースのBill Evansの『Undercurrent』の年表記は2002年だったり。)
デジタル化年なのか、配信年なのか、あってるものもあればその情報の正確性はまちまち。
さらに言うと、洋楽のアルバムが日本語表記だったり英語表記だったり、こちらもまちまち。
基本的に洋楽なら英語表記であってほしいのだが、おそらく発売元のレーベルの違いだったりするのでしょうが、それはそれで国内のレーベルと海外レーベルから同じアルバムが日本語表記と英語表で複数枚出ていたり、、、
その点もSpotifyの方が優れている点だ。
・Apple Music
Apple Musicに関しては、サービス開始初期に無料体験で利用したことがある程度だが、何と言ってもやはりApple Musicの特徴は、iOSに統合されており、標準の「ミュージック」アプリから利用できることです(Androidも対応)。利用を開始すると、iCloudでの管理が有効になり、iTunesで購入した楽曲やPCから転送した曲と一緒にApple Musicの曲を管理できるようになります。
あとは最新リリースのアルバムの反映が他のサービスに比べて若干早い。そのくらいですね。今はiTunesを通して他のサービスアプリへ曲もエクスポートできるし、iPhone=Apple Musicではなくなっている。
聴きたい曲がストリーミング配信されていなかったら、デジタルミュージックを購入してSpotifyにインポートして利用してるので不便はないですね。
オムニバスかコンピレーションアルバムを勧める理由
じゃあここで勧めるのが何故オムニバスやコンピレーションアルバムなのか。
ストリーミング配信サービスは現在どのサービスも約4000万曲が聴けるサービスをうたっている。だが、その4000万曲の中にも重複している曲というものがあるのだ。
それが同じ曲名でも編集アルバムとしてオフィシャルアルバムが出された後に出されるオムニバス・コンピレーションアルバムだ。
先述したように、Spotifyはコンピレーションのジャンル分けもしてくれているが、中々ストリーミング配信されないアルバムの方が大半なイメージ。
買ってしまってからストリーミング配信されるほど悲しいこともないので、
どうせCDを買うなら今後も出てこないようなアルバムを買った方がいい!ただそれだけです。ストリーミング配信やデジタルミュージックで販売してないアルバムを探し出して『CD→iTunes→Spotify』とインポートして同じアプリ内で聴ける楽曲を増やしていくことが楽しみの一つにもなってくるんですよね。掘り出し物感が得られるんです。笑
オムニバスやコンピレーションアルバムってアーティストがひとりじゃない(ヴァリアス・アーティスト)ことがほとんどで、アルバム自体を検索することが難しいんですよね。タイトルも似たようなものばかりだし、、
レーベルやレコード会社別にカテゴライズされているストリーミングサービスはないのでそういった意味でも中々そういった編集アルバムのデジタル化が難しいんでしょうね。(もちろんあるにはありますが。)
最後に
今後もデジタルコンテンツのないコンピレーションなどのCDを紹介できたらと思っていますのでどうぞよろしくです。
逆に何かおすすめあればコメントお願いします。
現在、AmazonでCD・レコードのセールも行なっているのでこれを機に掘り出し物の1枚をぜひ探してみてください。