※2018年6月18日午前8時頃 大阪で震度6弱の地震がありました。
どうも青尻です。
東日本大震災
2011年3月11日
「東日本大震災」の日、皆さんはどこにいましたか?
すぐに、家族や友人と連絡はつきましたか?
緊急時に家族や大切な人と連絡を取るために、備えてほしい。
スマートフォンの普及率
2011年の3月は7年前です。
スマホで言えば、iPhoneは4代目の『iPhone 4』。
『Xperia』なんてまだ初代がやっと出てきたくらいで、スマホの普及率自体が国内の約8%ほど。
iPhoneの登場はあまりにも革新的で、年齢層も20代に集中しており、アナログな自分の親たちの年代がスマホを持つなんて、まだ想像もしてなかったほど。
そんな自分も初めて手にしたスマートフォンが『iPhone 4』
自分たちの世代にとってはとても刺激的でしたが今ほどアプリも含め、スマホのスペックや対応機能は充分ではありませんでした。
「赤外線ないのかー」とか嘆いてたくらい。
初めて手にした携帯がスマホっていう世代には信じられないですよね。
iPhoneが日本で発売を開始した2008年からちょうど10年。
スマホの普及率は震災時のおよそ10倍まで広がり、携帯電話所持者の約80%の人々がスマホを使う時代になりました。
しかしそれでも今でもスマホを持たずにガラケーにこだわったり、自分にはハイテク過ぎるとか、電話さえできればそんなに機能はいらないという理由でスマホを持たない人は全体の約2割ほどいます。
身の回りにも思い当たる方が1人か2人はいるんじゃないでしょうか。
さらに驚くべきことにスマホを持っていてもLINEは嫌いだからとかいう理由でLINEをダウンロードしていない人がスマホ所持者の中に3割もいます。
でも現代に生きていて、「わたしスマホ嫌いだから」とか「LINEはやらない」とか言わないでほしい。
これは確かなことで、緊急時にも役に立つメッセージアプリなんです。
そんなわたしもメッセージアプリのおかげで震災時に友人と連絡を取ることができ、合流することができました。
メッセージアプリ
東日本大震災の当時もメッセージアプリはいくつかありました。
『LINE』は実はまだなかったのですが、今でもある『カカオトーク』や『WhatsApp Messenger』その他にもいくつかメッセージアプリがありました。
でも当時はそもそもメッセージアプリ自体を使う人がまだそこまでいなかったのではないかと思います。
既存アプリのメッセージアプリで充分にすごい機能だったし、他のアプリはそれこそ相手がスマホでないと使えないものだったのでそれほどスマホが普及していない当時は逆に利便性にかけていましたからね。
じゃあなぜメッセージアプリが震災時に役に立ったのか。
メッセージアプリは、SMSなどのメッセンジャーとはまた違うサーバーを使って相手とのメッセージのやり取りをしています。
そんなこと言われてもよくわからないと思うのでわかりやすい記事を見つけたのでリンクします。
SMS、MMS、電話などの回線が混雑している時でも、回線の違うメッセージアプリ。ましてや当時まだ利用者の少なかったアプリのサーバーを介してスムーズに連絡を取ることができたのです。
震災時の連絡手段
震災直後、電話やメールでの連絡手段は連絡経路の混雑で断たれてしまいました。
いくら電話しても繋がらないし、メッセージも送れない。
初めて見る公衆電話の行列。
もちろん電車も動いていないから帰れない。
駅の掲示板の存在もその時に初めて知りました。
私が実際に震災時に使ったのは確か『WhatsApp』。
このメッセージアプリを通じて友人が隣駅に1人でいることがわかり、1駅分歩いて合流することができました。
『LINE』だけではなくいくつか連絡手段は確保していた方がいいと、この時思いました。
連絡手段はもちろん、連絡が取れない時の集合場所を事前に定めておいたり。備えるに越したことはないはずなんです。
ここまでは勝手ながら自分の体験談からの主観的な意見です。
今回備えてほしい本題はこちら。
LINEで繋がる。いつでもどこでも。
この記事を書くきっかけになった記事が、LINEの公式ブログで先日公開されました。
漫画でわかりやすくLINEの機能ごとの大まかな説明や必要性を紹介してくれています。
トークとノートの違いや既読の意義。位置情報通知機能。緊急時のステータスメッセージなど。
知らない機能や普段使わない機能もあると思うので、是非一度読んでみてください。
そして周囲で『スマホはいらない』とか『LINEはやらない』と言っている人にも是非一度読んでもらってください。
普段使いで既読だとか既読スルーとかもしかしたら気になる人がいるかもしれない。
でも「読んでくれた。」
そのことが相手の安全を確かめる唯一の手段になることもあるのです。
「スマホ嫌い」 「LINE嫌い」と言わずに、命をつなぐホットラインとして持っていてください。
最後に
今からでも遅くない。というより起きてからでは遅いんです。
大切な人といざという時に繋がれるツールや集合場所、一度時間を設けて話し合ってください。
大好きな日本ですが、地震が多いのは確かなこと。
大切な人の笑顔のために3月11日のことは忘れません。